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NYAOSIMA

GWまっただなか、ふだんは頂戴できない祝日にオヤスミを特別に頂いて、
しみちゃんと直島に行ってきました。

朝はあいにくの天気で、徳島を出発するときはまだ雨上がりなかんじ。
降ってきやしないか心配していたら…

niji.JPG 

 虹!
 久々見た! 
 
 おらが楽しみにしているかぎりっ、
 ざーざーの雨だなんてこたぁ、ねーなっ!
 
  

 お空さまあざーす!

 あ、長いんで。続きからどじょ。
 
まずは高松駅まで高速バスで移動。土日祝が知らない間に片道1000円になってた。安!
普段ぜったい利用できないんだけど…w ぐぎぎ。

高松駅についたら、バス降りたとこでしみちゃんが待っててくれた!
ぎゃぼー! ひさしぶ・り~!
と、再会の感動に浸ってるばあいでもなく(船の時間が押していた)
サクサク歩きながらフェリー乗り場へ向かう。

一箇所だけやったらチケット売り場に列できてる!と思ったら、
直島w

若い人が大半。乗船口まで行ったら、さらにびっくりするくらいの人が並んでた。
いや、ほんとに人気なんだなぁ。

無事フェリーに乗り込んだら50分間の船旅。おしゃべりに花咲く。
しみちゃんはやっぱり、まごうことなくしみちゃんで、やんごとなくしみちゃんで。おらをほっこりわくわくさせる(´ω`)


島に近づいてきたら、みんなぞくぞくと甲板へ出始めた。つられて出てゆくと…

ce766b0a.jpeg
  見えたー!
  草間弥生嬢の赤いかぼちゃだ。
  これとは別に黄色いかぼちゃも島内にあって、
  この島のシンボル的存在。kabotya.JPG
  
  

下船してさっそく、かぼちゃまで駆け寄る。
  中に入れる仕組みになっていて、楽しかった。

  そんなこんなで、上陸して、さっそく向かうのは、
  「家プロジェクト」のある集落。
  歩いてゆくのはちょっと遠いので、バスを利用する。

家プロジェクトとは、直島の古民家をアーティストが作品としてリノベーション?した建物のこと。
もともとの建物の呼び方が作品名になっている。(はいしゃ、碁会場など)
まずは事前予約のいらない6か所ぜんぶを一日自由に回る事が出来るチケットを農協で買う。

全部見て回るつもりはなかったが、ここにきて欲が出る。 「どうせなら全部見たい!」

時間制の予約が必要な「南寺」を制覇するために、まず整理券をもらいに行くことにした。

jinja4.JPG

  のだが、途中、神社の境内へと続く石段に吸い込まれるように惹かれてしまって
  ちょっと寄り道。  
   



  jinja2.JPG石段を登ってゆくと、
  木漏れ日が美しい鳥居へと続く。

  さらに登ってゆくと、ひらけたところに出た。


  

jinja3.JPG
  綺麗な境内。

  しんと、静かで。
  風もやわらかくて。
  
  ときどき人が上がってくるけど
  みんな一人でしみじみとこの空気を噛みしめてるかんじの人達でとても心地良かった。

会う人皆に笑いかけて挨拶したいくらい、すがすがしかったw
  
もっとここに居たいー。そんな後ろ髪を引かれる思いで神社を後にし、家プロジェクト本編へ戻る。

一つ一つ、じっくり味わうというよりは、するすると流しながら次へ!というかんじだったけど(時間なかった)
それぞれに違った面白さや驚きがあった。…正直よくわかんないのもあったけどw

作品内部では撮影は禁止されているので、写真は基本撮ってない。

ネタばれしちゃったらつまんないんで、個人的な感想を。

「角屋」は好きだなーと思った。静かにじっくり味わいたい作品。
「南寺」は、整理券もらって待つだけの価値はあるね。面白かった。
職場のおねえさん一押しのガラスの階段は、もう一段階があってこその、おお、なるほど。って作品だった。

mesi.JPG
 
 作品鑑賞に奔走してたら、お腹がぺこぺこ。
 
 昼ごはんー!と思ったら人が多すぎてどの店も満員。さすがのGW。
 時間はないが、待たねば食えん、と腹をくくって待つ。
  
 お店のオリジナル丼ランチがこちら。
 手作り感たっぷり。美味しい。真似できるかも!したいぞ!ってかんじの味だった。

  
 hujidana.JPG

 南寺の隣に、寺とおそろいの安藤忠雄氏が設計した
トイレある。
そこのベンチの藤が見事だった。甘い匂いにつられて蜂がものっそ集まってて、羽音が少し気持ち悪かったけども。

座って一休みしてたら、不意に向かいの人に話しかけられた。

おじさん、おばさんの三人組。
今日は歩くぞーってかんじのハイキングな出で立ち。

お国話をそれぞれしてたら、
おじさんの一人が不意に言った。

「いやぁ、直島の、何が良いんですか?」
…(゜ー゜)?ほへ。

「ん~、自然が豊かなとこですかね?…さっき来たとこだからまだわかんないですけどw
神社、行きましたぁ?すごく気持ちよかったですよー」
みたいな話を返したわけだけども。
あとでじっくり考えてみるきっかけになった。おじさんさんくす。

このおじさんたちが教えてくれたマメ知識は、安藤忠雄設計のトイレは3000万円するということだった。
この建坪で…。一軒家、土地付きで立派なのが買えるぜ?しかもこのトイレ、天井、穴開いてんだぜ…?
だめじゃん。3000万出しても雨風凌げないなんて。だめじゃん。

閑話休題

走り走りだったけど、無事にすべての家プロジェクトを回ることができた。haisya.JPG

農協でおみやげを買って、
込み合うの必至の最終のフェリーを避け、早めに高速艇で高松へ戻る。

駅前周辺で夕飯をがっつり食べる。
何の話してたんだっけ。
すごくうろ覚えだけど、いっぱいしゃべった。
朝昼、軽かったのもあって、もうはいらねぇーってくらい食べた。満腹で楽しかった。

帰りの駅前。しみちゃんがバスに乗るまで見送ってくれた。

翌日仕事だったんでしみちゃんちお泊りフラグが回収されてしまったのが残念。
今度いつ会えるんだろうな。 また会いたいなっ。

そして、
ぜひまた、一人ででも行きたい。と思った、直島。
すごく居心地が良かった。それに尽きる。
なんちゅーか、そこに自分を連れて行かないと、味わえないもの。
が、あったと思う。

船でないと行けない微妙に閉鎖的なかんじと、なかなかの距離も相まって、
自分にとっての非日常の島。ってな感覚だろうか。
そんなに何度も行く場所でもないんだろうけど、本来。 

現代アートっておもしろいもんなんだなあ。意味わかんないものだって嫌煙してたのもったいなかったかも。
こんどは豊島に行ってみたいなー。心臓音のアーカイブとか…わくてか。

いい経験できた。ありがとー。
ところで、猫が多い島らしいけど、一匹も見かけなかったぜ?
今度は会えるといいな。


ー戦利品ー
cupmen…インスタントラーメンの蓋をおさえる雑貨(ここでなくても買える)
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わわわん

  • くろ
  • 2012/07/01(Sun)19:47:45
  • 編集
放置しまくってたのでコメント気づくの遅くなってごめんなさいっ
虹は忘れたころにみかけて、いつも感動しますねー
直島いいですよ~ 大人がはまる島だと思います、うむうむ。

無題

  • ばんび
  • 2012/06/13(Wed)23:53:22
  • 編集
画像クリックしたらとても大きくて綺麗な虹ですね。
久しぶりに虹を見た気がします。

赤かぼちゃも実際に見てみたいです。

別世界の島をいつか探索したいですねぇ。
何度行っても楽しそうですよ。

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